エアプのラノベレビュー

はいどらぽけもんです。

インターネット環境なしで時間を有効活用すべくたどり着いたのが小説で珍しく数冊読んだのでレビューを書いていきます。

購入基準は表紙の女の可愛さと題名で選んだものであらすじが気に入ったものを購入しております。

 

1冊目

死に至る恋は嘘から始まる

著者 瀬尾 順

 

あらすじ

自称・人魚で傍若無人な痛い転校生である長瀬刹那と、ある事件をきっかけに心を閉し教室でクラゲのように透明になっている宮下永遠。そんな嘘吐き2人の命がけの恋が始まる。

 

オススメ度 ★★☆☆☆

 

感想

最終章の怒涛の展開は読んでてとてもワクワクし目を離せなかったし、読み終わってからもう一度プロローグを眺めるとなるほどなぁと感心してしまういいラストでした。

でも話をまとめる為に少し無理矢理かなと違和感を感じてしまう場面があったり、もっと詳しく追求して欲しいところがサラッと流されたりと個人的には胸につっかえる部分がありました。

主要人物がかなり尖っていて感情移入が難しく面白くはありましたが人に勧めるほどではないかと思いました。

 

 

2冊目

心が折れた夜のプレイリスト

著者 竹宮 ゆゆこ

 

あらすじ

人生で初めて出来た彼女にこっぴどく振られた主人公・萬代はメンタルの影響からか数々の不思議に遭遇する。悩みを抱えているところでメガネイケメン超ドM変態である濃見先輩と出会う。先輩を通じておかしな日常が急展開で進んで行く。

 

オススメ度 ★★★★☆

 

感想

先輩のキャラがぶっ飛んでいて先輩が喋る度にクスッと笑ってしまい次はどんな事言うんだろうとワクワクしてました。そんな意味不明で変態な先輩に読んでいて救われていたのに最後にどん底に落とされました。

話の内容も読み進めていくうちに一体どうなるんだと気になって仕方がなく、あっという間に時間が過ぎて行く怒涛の展開で、気がついたら読み終えてました。

個人的には記憶を消してもう一度読みたいなとそう思えた作品です。先輩のキャラを気に入った人とは是非酒を飲みながらこの作品のことを喋りたいです。

 

 

3冊目

君が明日この世界から消える前に

著者 此見えこ

 

あらすじ

ある出来事をきっかけに死にたいと思ってしまう主人公・幹太。電車のホームの淵に立つ彼に「死ぬ前に、私と付き合いませんか!」と必死に呼び止める謎の美少女・季帆。その出会いから2人の不思議な関係が始まり、幹太が生きたいと思える世界を作る為に季帆が奔走する。

 

オススメ度 ★★★☆☆

 

感想

主人公と幼馴染の気持ちのすれ違いが見ていてとてもむず痒く、共感性羞恥が刺激されたりととても苦しかったです。その分、主人公が自分の気持ちや考えと向き合い成長していく姿はとても素晴らしかったです。

ヒロインである季帆の謎が明らかになっていくシーンも読みごたえがあり、季帆の言動の裏が分かった時は少し切ない気持ちになりました。

甘酸っぱい青春を期待して買った本ですがいい意味で裏切られました。

 

 

まだまだ気になる作品はあるので気が向いたらまたレビュー書きたいと思います。

今回紹介した作品はどれも短いので面白そうと思ったものがあれば是非読んでみてください。

あとシリーズ物以外のラノベライト文芸でこの作品を読んで欲しいとかのリクエストがあればDMください。

それでは今回はこのあたりで失礼します ノシ